ふそう、仙台支店リニューアル 顧客満足度ナンバーワン目指す
産業
2017/01/19 0:00
三菱ふそうトラック・バス(マーク・リストセーヤ社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市幸区)は15日、東北ふそう(佐藤隆社長、仙台市宮城野区)の仙台支店をリニューアルオープンさせた。新たなコンセプトに基づくリニューアル計画「ライトハウスプロジェクト」の一環で、12月の成田支店(千葉県成田市)に次ぐ2カ所目。黒を基調とした高級感と重厚感のある外装に生まれ変わった。 整備工場には、入庫管理一覧をマルチモニターで表示。営業スタッフやフロントでも予約状況を随時把握し、入庫の平準化を目指す。整備作業の残時間を表示する「F-Count」も導入。進ちょく状況を管理するとともに、効率化を図る。 また、スマートグラスと呼ばれるIT(情報技術)を取り入れた特殊なメガネにより、リアルタイムに本社との映像の共有化を実現。これまで電話やファクスなどでやり取りしていた部分で、直接映像を見ながらコミュニケーションをとることが可能になった。 1階にあった待合室は、男女別にして2階に移設。いずれも工場内を見下ろす窓から作業の様子を確認できるほか、マッサージチェアも設置し、ゆっくりとくつろげるスペースとなっている。 オープニングセレモニーで、東北ふそうの佐藤隆社長は「仙台は東北地方最大の物流都市。ここ仙台支店は今後も重要な拠点として位置付け、お客さま満足度でナンバーワンになるべく、サービスの向上に取り組んでいく。人がサービスを提供するという考えの下、教育にも多くの時間をかけたい」と強調した。(今松大) 【写真=仙台支店は今後も重要な拠点として位置付】