日本フルハーフ、冷凍車生産能力を強化 納期1年前倒し目指す
産業
2017/01/16 0:00
日本フルハーフ(上野晃嗣社長、神奈川県厚木市)は大型冷凍車やバントレーラ(ドライ、冷凍)と各種コンテナなどの生産能力を増強する。3月までに、本社・厚木工場を増改築し、増産体制を構築する。 現在、全商品を本社工場ラインで混流生産しているが、複雑な技術・工程が必要な「重負荷工程」では、一部で生産が停滞することもあった。このため、本社工場に隣接する土地・建物(3300平方メートル)に重負荷専用ラインを作り、生産性を向上させる。 同社によると、特に納期が遅れているのが冷凍車、バントレーラなどで、受注から納車まで2年余りかかるといったケースも生じているという。生産能力の増強で、納期の1年前倒しを目指していく。(高木明) 【写真=受注から納車まで2年余りかかるといったケースも】