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東磐運送/仙台北部センター、荷さばき場を増築 幅30メートル下屋取り付け

物流企業

2017/01/12 0:00

 【岩手】東磐運送(菅原良徳専務、岩手県一関市)は、宮城県大衡村の仙台北部ロジスティックセンターに、荷さばき場を増築した。12月から本格的に稼働している。  同センターは、自動車部品の供給を手掛ける拠点として2012年に完成。敷地面積1万9400平方メートル、建築面積1万1千平方メートルで、東北自動車道・大衡インターチェンジ(IC)から1.5キロの交通アクセスに恵まれた場所に立地する。  物流需要の増加に伴い、隣接する倉庫6600平方メートルのうち3千平方メートルを借り受けて対応。今回の工事では倉庫間の敷地1640平方メートルへ新たに幅30メートルの下屋を取り付け、貨物用エレベーターなどの周辺を整備し、一層効率的な作業が行えるような環境に改善した。  菅原専務は「東北の自動車産業の発展に向け、物流で貢献したい。そのためには一関市(岩手県)の物流センターと、大衡村や大和町(宮城県)の倉庫をうまく活用する必要がある。16年は前会長と前社長が相次いで亡くなっており、2人の遺志を継いで、頑張っていきたい」と話している。(今松大) 【写真=効率的な作業が行えるように環境を整備】





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