ロジネットジャパン、中部物流センター建設 愛知・小牧 来年9月メド稼働
物流企業
2016/12/12 0:00
ロジネットジャパンは7日、連結子会社のロジネットジャパン西日本(真田俊秀社長、大阪市北区)が愛知県小牧市で中部物流センター(仮称)の建設に着手した、と発表した。新たに2棟を建て、既存の2棟は全面改修し、2017年9月をメドに稼働。交通アクセスの良い東名、名神高速道路の小牧インターチェンジ(IC)付近に物流拠点を整備し、倉庫・センター運営事業、共同配送、長距離幹線輸送、特別積合せ運送などの物流機能を組み合わせることで、中部地区における事業拡大を図る。 敷地面積は1万4440平方メートルで、建物面積は4棟合計で1万4890平方メートル(新築棟計6390平方メートル、既存棟計8500平方メートル)。全て鉄骨造り2階建てとなる。 小牧ICから0.3キロの立地。高床ホーム1棟と低床ホーム3棟により、多様な物流業務の運用が可能となる。また、照明は全館にLED(発光ダイオード)を採用する。 4月に札幌通運(片岸俊幸社長札幌市中央区)の西日本地区の事業所とロジネットジャパン西日本を事業統合したことから、事業シナジーの実効性を高めるため、中部地区の複数の倉庫、配送センターを同施設に統合し、収益の向上を目指す。(大島杏奈) 【写真=中部地区における事業拡大を図る(完成予想図)】