福島ト協いわき支部、実技走行&内輪差計測 安全運転を励行
団体
2016/12/05 0:00
【福島】福島県トラック協会のいわき支部(加治雄司支部長)は11月26日、安全運転ドライバー研修会を開いた。自動車教習所のコースを使った実技走行や左折時の内輪差計測に加え、動体・夜間視力検査、思いやり運転の座学などを通じて安全運転の励行と意識高揚を図った。 教習所での実技指導を通じ、基本操作やトラック車両の特性を再確認。日常業務に反映し、安全で安心な輸送を確保するのが狙い。当初は年2回のペースで実施していたが、受講希望者が多くなったため、近は年3回行っている。 会場となったタイヘイドライバーズスクールでは、午前と午後の2コースに分け、合わせて18人を指導した。 受講者はそれぞれA、Bの2班に分かれ、コース走行や運転適性検査、動体及び夜間視力検査を行った。また、大型車の内輪差を計測し、左折時の巻き込み事故防止に向けて細心の注意を払うよう促した。更に、交通座学を通じて思いやり運転の大切さや夜間走行の注意ポイントなどを指摘した。 特に実技走行では、大型車を使って路端停車からの発進、狭い道路での走行と停車、方向転換と接車(ホーム付け)、S字走行などにチャレンジした。また、中型車を使ったクランク走行では、縁石に接触したり、乗り上げるドライバーも多く見られた。(富田久男) 【写真=大型車でS字走行に挑む】