ゆだL&Fサービス、広島完成品センター稼働 建材加工・輸送の拠点
物流企業
2016/12/01 0:00
【山口】ゆだ(河本善邦社長、山口市)の子会社、ゆだL&Fサービス(同)が広島市安佐北区に建設していた広島完成品センターが11月28日に竣工し、営業を始めた。建材の加工や現場への輸送・取り付け、アフターフォローを一貫して行うための拠点で、顧客に付加価値の高いサービスを提供していく。(江藤和博) 1690平方メートルの敷地に、作業場として床面積700平方メートル平屋建ての建物を建設。広島自動車道・広島北インターチェンジから車で10~15分、広島市内まで20~30分の立地で、スタッフ6人でスタートした。将来は10人程度まで増員する。 営業エリアは、広島県の中・西部で、建材の販売も手掛ける。ゆだL&Fでは既に、本社近くに同様の業務を行う山口完成品センター(山口市)を稼働させており、荷主のニーズに応えて広島県にもビジネスモデルを広げた格好。今後は、同様の拠点を広島県福山地区、岡山県、鳥取県米子地区に設け、中国地方全域でサービスを提供できる体制を整えていく方針だ。 また、広島完成品センターの隣接地には、同じ広さの用地があり、ゆだ本体が営業拠点を設置し、陸運事業を行うことも検討している。 【写真=作業場として床面積700平方メートルの建物を建設】