物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

山形陸運ドライバー/大江宏氏、事故防止標語で全国1位

物流企業

2016/11/24 0:00

 【山形】見ていても 意識がなければ 未確認――。これは交通安全標語の最優秀賞に輝いた山形陸運(佐藤公啓社長、山形市)のドライバー、大江宏(59)氏の作品。  大江氏は全国トラック交通共済協同組合連合会(坂本克己会長)が実施した交通事故防止標語コンクールに応募し、全国1位の最優秀賞を獲得。16日には、山形県トラック協会(加川操一会長)の研修会館で伝達式が行われ、同協会専務で新潟地方交通共済協同組合(川崎敬文理事長)の奥山公吉常務理事が、賞状を手渡した。  作品は、山形陸運が4月から5月に実施した全社員提出の「安全衛生標語」に応募。新交協の標語コンテストの代表の一つに選ばれ、全国コンテストの新潟代表になり、今回、最優秀賞に輝いた。  大江氏は「びっくりしている。車内や新潟でもトップではなかった。最優秀賞とは……」と喜びと驚きの表情を隠さない。  入社21年目のベテランドライバーで、山形南営業所の業務二課の第1班長を務める。日頃は学校給食用の食材を3トン車で、県内各地の学校に運んでいる。  「最優秀賞に恥じない運転を心掛けたい。標語の通りに、しっかりと確認し、安全運転に徹したい」





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap