大川運輸、「白バイ看板」市に寄贈 80周年記念幹線道路2カ所
物流企業
2016/11/24 0:00
大川運輸(大川光夫社長、茨城県鹿嶋市)は創立80周年記念事業の一環として、鹿嶋市と鹿嶋警察署にソーラー式白バイ看板2枚を寄贈し、地域の交通事故撲滅に寄与している。 本物の白バイそっくりの絵を描いた看板で、ドライバーに速度抑制・安全運転を促す効果が見込める。 太陽光発電パネルを備え、アルミ製の表面には反射材を採用。1メートル×2メートルの両面看板と、0.9メートル×1.5メートルの片面看板の2種類を作製した。 同市内の幹線道路の中央分離帯2カ所に設置。同社によると、白バイ看板は鹿行地区では初の導入で、両面看板を幹線道路の中央分離帯に設置するのは、全国でも初めて。 9月15日に同市の国道124号バイパス沿いで贈呈式が行われ、錦織孝一鹿嶋市長、和地義明鹿嶋警察署長、大川社長、大川博行副社長が出席。また、11月2日には鹿嶋署で和地氏から感謝状も受けた。 同社は1935年創立。2015年に80周年を迎え、昨年から今年にかけて、記念事業を展開している。 大川功会長の「公共の道路を使用する者として、交通事故防止活動に協力したい」という意向を受け、昨年から鹿嶋署など関係機関に相談。白バイ看板を寄贈、交通量が多く事故多発が懸念される国道124号に設置することとなった。 同社では「『事故災害ゼロへのチャレンジを通じて、社会に貢献する』という当社の基本方針に基づいた運輸安全マネジメント活動の一つ。地域の事故撲滅のきっかけになれば」としている。(吉田英行) 【写真=白バイ看板と大川運輸の車両を中央分離帯に設置】