ベアロジコ、本社新築&倉庫増床 50人収容の大会議室
物流企業
2016/11/21 0:00
【山形】ベア・ロジコ(本田孝之社長、山形県天童市)が進めていた新社屋などの建設工事が完了した。老朽化し、手狭だった本社社屋を新築するとともに営業倉庫を増床、大型車用自動洗車機も新たに導入した。13日、天童市内のホテルで、関係者を集めて落成祝賀会を開いた。(黒田秀男) 旧社屋が建築から45年経過しているため、敷地(1万9800平方メートル)の東側に社屋を新築した。2階建てのビルで、延べ床面積750平方メートル。外面は一部ガラス張りで、内部はホワイトとブルーを基調にしたオフィス空間を創り出している。 1階が事務スペースで、デスクや椅子、棚、パソコンなど全てを新調した。2階には役員室と応接室、大会議室などを配置。大会議室は50人の収容が可能で、会議や研修の場として活用する。 新社屋に並ぶ形で、平屋建ての営業倉庫(本社第三倉庫)を建設。床面積825平方メートルで、主にトランクルーム(押入れ産業)事業で使用し、コンテナ保管などのスペースに充てる。 併せて、大型トラック用の自動洗車機を導入するとともに、隣の手洗い洗車場には大型の屋根を設置し、雨や雪をしのげるスペースを造り、ドライバーの作業環境の改善を図った。 熊沢貞二会長は「若い世代や女性にも好まれる企業づくりを目指している。社屋もイメージアップが不可欠で、オフィス内の什器(じゅうき)や情報機器も新品に買い替えた」と強調。 なお、旧本社事務所は子会社の事務所として活用する。 祝賀会には、遠藤利明衆院議員(山形1区)、山本信治天童市長、山形県トラック協会の加川操一会長ら多数の関係者が出席。 熊沢会長による永年勤続者表彰に続き、本田社長が「これを機に、地域社会の役に立てるよう、感謝の気持ちを忘れず、社員一丸となってまい進する」とあいさつ。来賓祝辞や鏡開きなどを行い、落成を祝った。 【写真=イメージアップを図った本社ビル(左)と増床した本社第三倉庫】