物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

UDトラックス、郡山センターを刷新 稼働率高めサービス向上

産業

2016/11/17 0:00

 UDトラックス東北支社(横田圭三支社長)の郡山カスタマーセンターが11日、リニューアルオープンした=写真。新鋭の設備を完備し、安全でスピーディーな検査、整備体制を構築してトラックの稼働率アップなどのサービス向上を図った。  郡山センターは、福島県内に5カ所あるサービス拠点の中で中核的な位置付けとなっている。施設の老朽化と狭あい化が進み、ユーザーへのサービス強化を図るため改装工事を進めていた。オープン前日には記念セレモニーと併せ、中古車・機工フェアを開催。大勢のユーザーが詰め掛けて施設の完成を祝った。  建屋前後面から入出庫できるドライブスルー方式を採用し、点検6台分と車検用3台のベイを完備。新鋭のコンピューター検査ライン、リフト、クレーンに加え、地下の給廃油システムなどを設置して作業の効率化、省力化を図った。また、屋根から外光を多く取り入れ、照明もLED(発光ダイオード)を採用して点検時の明るさを十分に確保。確実な作業とともに、環境に優しい職場環境を目指した。  併せて、ユーザー訪問や車両故障などに対応するサービスカーを新調し、最新の点検、整備機材を搭載して緊急時への即応体制を整えた。  同センターの加藤友義センター長は「なるべくトラックを止めないで輸送が続けられるように、安全でスピーディーな点検検査システムを提供していきたい」と話している。(富田久男)





本紙ピックアップ

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

オススメ記事

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap