滋ト協、琵琶湖周辺で清掃活動 木枯らし吹く中1700人集結
団体
2016/11/17 0:00
【滋賀】滋賀県トラック協会(田中亨会長)は6日、トラックの日の行事の一環として、ぐるっとびわ湖クリーンアップ活動を実施し、琵琶湖周回道路の清掃奉仕を行った。 会員事業所の従業員とその家族ら計1700人が、琵琶湖岸の道路200キロにわたり、投げ捨てられたごみを拾い集めた。 守山市の滋ト協本部には、湖南(松村浩志支部長)、甲賀(新井成達支部長)の両支部の参加者が集結。田中会長は「公道を使って仕事をする運送事業者として道路に感謝し、環境美化に努め、世界に誇る琵琶湖を守る責任の一端を担ってもらいたい。日常業務と同様、安全には十分留意して活動して欲しい」と呼び掛けた。 三日月大造知事は「安全、環境保全への取り組みに加え、美しい琵琶湖を守る活動に感謝している。湖周道路は生活道路であるとともに、貴重な観光資源でもある。住む人にも訪れる人にも、美しくより良い環境であるよう、今後も協力をお願いする」とのメッセージを寄せた。この後、グループに分かれ、割り当てられた区間を清掃。木枯らしが吹き、時折雨も降るあいにくの天気の中、吸い殻や弁当の容器、ペットボトルを丹念に拾った。 また、県内7カ所の道の駅などでドライバーらにアンケートを行い、滋ト協やトラック輸送の社会的役割に対する一般市民の理解を深めた。(小菓史和) 【写真=グループに分かれ、割り当てられた区間を清掃(守山市)】