エンドレステック、札幌でセンター稼働 道央・道南の配送カバー
物流企業
2016/11/17 0:00
【北海道】エンドレス・テック(西村宏一社長、北海道北斗市)は1日から、新物流センター「札幌丘珠DC」(札幌市東区)を稼働させた。センターに併設する事務所には、札幌営業所(同区)の機能を移転。更に同日、本社営業所、札幌営業所、岩手北上営業所(岩手県北上市)の名称をそれぞれ函館支店、札幌支店、岩手北上支店に変更した。(北原進之輔) 新センターは常温倉庫で、敷地面積6020平方メートル、床面積1330平方メートルの鉄骨造り平屋建て。また、事務所は床面積140平方メートルの平屋建てで、センターと事務所の照明は全てLED(発光ダイオード)を採用した。食品をメインに雑貨なども取り扱い、道央、道南エリアへの配送をカバー。今後は支店のある各エリアで、業務拡大や輸送力強化を更に進めるため、営業所の増設などを目指す。 函館支店と札幌支店は、ウィングや冷凍車を中心に計153台をそろえ、食品や雑貨を輸送。岩手北上支店はユニック車14台を保有し、東北6県で建築資材などの配送を行っている。 今後の課題について、山崎邦彦常務は「人や仕事が増えていることはありがたいが、これに伴った体制づくりが重要。これからは、各拠点の管理職育成など、ソフト面の強化を進めていきたい」と話している。 【写真=センターと事務所の照明は全てLEDを採用】