札ト協小樽支部/創立50周年、幾多の困難を乗り越え 気持ち新たに邁進
団体
2016/11/07 0:00
【北海道】札幌地区トラック協会の小樽支部(高橋典男支部長)は10月27日、創立50周年記念式典を開き、歴代支部長らの功績をたたえるとともに、支部一体で気持ちを新たに100周年に向けて邁進(まいしん)することを誓った。高橋支部長は「当支部の設立から半世紀という意義深い日を迎えた。当時の小樽は漁業などが盛んで、港を中心に運送事業が活気に満ちていたと聞く。これまで幾多の困難を乗り越えた諸先輩方に敬意と感謝を申し上げる。我々も、現在の業界が抱えている課題と向き合い、協力して明るい未来を切り開きたい」とあいさつした。 支部功労者表彰では、長年にわたり支部長や副支部長を務め、支部の発展に貢献してきた6人を表彰。杉本守巧(支部長職20年)、石田秀雄(8年)、見延昌治(6年)、池田幹雄(2年)、玉川功(副支部長職7年)、柏木正栄(同11年)の各氏に感謝状が贈られた。 受賞者を代表して、池田氏が「今後も物流の担い手として社会的役割を果たし、次の世代に胸を張って申し送りできる業界になるよう努めていく。微力ではあるが、それぞれの立場から支部の発展に尽くしたい」と話した。札幌運輸支局の木村一支局長と小樽警察署の岩月健司地域交通官、小樽労働基準監督署の八反田健署長が、それぞれの立場から祝辞を述べた。 祝賀会では、おたる潮太鼓保存会が太鼓演奏を披露。小樽市の森井秀明市長が「交通安全教室などの様々な活動が地域の安全に結びついていると実感している。市民を代表して感謝したい。市としても皆さんの活躍の場が広がるよう応援していく」と述べ、祝宴をスタート。スライド上映などを行いながら支部の歴史を振り返った。(北原進之輔) 【写真=杉本元支部長への賞状を読み上げる高橋支部長(右)】