富ト協、道の駅に休憩所設置 黒部市へ要望
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2016/11/03 0:00
【富山】富山県トラック協会(綿貫勝介会長)は10月25日、黒部市に対し、国道8号・入善黒部バイパスに建設予定の道の駅「くろべ」について、トラックドライバーが利用できる休憩所を設置するよう、要望書を提出した。長時間労働と過労運転を防止するため、食事や入浴ができる複合施設の整備、更に大型トラック専用駐車スペースの必要性も訴えた。 小杉紘平副会長、新川地区支部の助田明彦副支部長、稲土英博専務が市役所を訪問。小杉氏が「8号沿いには、富山東パーキング以東にトラックの駐車場が無く、昼夜を問わず、路肩部分に停車している車両が多い。追突などで重大事故につながる恐れがある。法令を順守し、安全・安心なサービスを提供するために、トラック運転者に配慮した環境整備をお願いしたい」と依頼。 稲土氏も長時間労働改善のための協議会が立ち上がった背景、業界の現状や課題について説明した。 堀内康男市長は「日頃から安全活動を積極的に実施していただき、感謝している。行政としてできることを検討し、健全な事業の発展をサポートしていきたい」と応じた。(渡辺耕太郎) 【写真=堀内黒部市長に要望書を手渡す小杉副会長(左)】