物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

愛知ト協青年部会、整備不良を実体験 ABS働かない車両で

団体

2016/10/31 0:00

 【愛知】愛知県トラック協会の青年部会(丹羽悟部会長)は14日、中部トラック総合研修センター(みよし市)で運転の実体験研修を開いた。  部会員が率先して研修施設を利用し、社内展開を図るための取り組み。細江良枝研修委員長は、「今後、準中型運転免許の施行や、改正道路交通法に合わせた初任運転者への特別な指導でも、研修センターは大いに役立ってくる。今日は、まず自身が施設を使ってしっかり体験してもらいたい」とあいさつ。  2班に分かれ、交代でトラックと乗用車を使い実習。トラックで省エネ走行を磨いたほか、乗用車では、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)が働かない車両を使ってスリップゾーンでフルブレーキを試すなど,公道ではできない体験を行った。  また、空気圧を下げたタイヤの旋回時の変形具合や、横滑り防止装置(ESC)を切っての走行を、インストラクターの運転で確認。正常な車両と比較しながら、整備不良の危険性を学んだ。  西影篤紀副部会長は、「これだけ立派な施設を多くの会員に使ってもらえるよう、まずは青年部会員が先頭に立って利用して欲しい」と呼び掛けた。(梅本誠治) 【写真=スリップゾーンでフルブレーキを試す】





本紙ピックアップ

大・中型自動車免許、「AT限定」26年度から

 警察庁は、大型自動車、中型自動車免許などで、オートマチック(AT)車限定免許を導入する方針を明らかにした。18日、道路交通法施行規則を一部改正する内閣府令案として公表。意見公募を経て公布する。トラック、バスでAT車の普…

環境省、新たな熱中症対策開始

 環境省は24日に「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する。近年の気候変動の影響で気温が高くなり、熱中症による健康被害が急増していることから、2021年から気象庁と共同で「熱中症警戒情報」を発表してきた。より深刻な健康被害…

「シン・物流2法」審議、下請け構造是正に意見集中

 物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が衆院を通過し、18日の参院国土交通委員会(青木愛委員長)で斉藤鉄夫国交相が趣旨説明を行った。23日に参考人への意見聴取を行い、審議入りする。衆院では審議に10時間以上費や…

JR貨物/災害時輸送BCP対策、代行輸送強化へ官民一体

 日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、災害時輸送障害時のBCP(事業継続計画)対策として、山陽線新南陽駅を拠点としたトラック・内航海運による代行輸送の強化と輸送障害の発生抑制に向けた取り組みをまとめた、と発表した。JR貨物…

オススメ記事

大・中型自動車免許、「AT限定」26年度から

 警察庁は、大型自動車、中型自動車免許などで、オートマチック(AT)車限定免許を導入する方針を明らかにした。18日、道路交通法施行規則を一部改正する内閣府令案として公表。意見公募を経て公布する。トラック、バスでAT車の普…

環境省、新たな熱中症対策開始

 環境省は24日に「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する。近年の気候変動の影響で気温が高くなり、熱中症による健康被害が急増していることから、2021年から気象庁と共同で「熱中症警戒情報」を発表してきた。より深刻な健康被害…

「シン・物流2法」審議、下請け構造是正に意見集中

 物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が衆院を通過し、18日の参院国土交通委員会(青木愛委員長)で斉藤鉄夫国交相が趣旨説明を行った。23日に参考人への意見聴取を行い、審議入りする。衆院では審議に10時間以上費や…

JR貨物/災害時輸送BCP対策、代行輸送強化へ官民一体

 日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、災害時輸送障害時のBCP(事業継続計画)対策として、山陽線新南陽駅を拠点としたトラック・内航海運による代行輸送の強化と輸送障害の発生抑制に向けた取り組みをまとめた、と発表した。JR貨物…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap