JL東北地域本部/実務者大会、常に研究・挑戦する組織 「本物の仲間」と助け合い
団体
2016/10/31 0:00
【福島】JL連合会の東北地域本部(金井一夫本部長)は22日、福島県いわき市で実務者大会を開いた。現場の第一線で活躍する配車や営業担当者の交流を活発にすることで、ネットワークシステムの利用促進と共同事業の拡大を図る。 東北管内のメンバーのほか、近畿、中部、関東、北海道からの仲間やオブサーバーも加わり、参加者は200人を超える規模となった。 金井本部長は「使う側に立ったシステム設計と運用に努めていく。常に研究し、挑戦する組織でありたい。『本物の仲間と本物の助け合い』で共同事業の活性化と組織拡大を図ろう」と呼び掛けた。 また、自身が加入するJLいわきを9月末で発展解散し、いわきトラック事業協同組合が事業継承、拡大してJL新いわきとして再スタートを切ったことを報告した。 続いて、福島県中小企業団体中央会の伊藤崇いわき事務所長、福島県トラック協会の渡辺泰夫会長、JL連合会の加藤浩幸会長らが祝辞を述べた。 この中で、渡辺氏は「(ローカルネットは)物流の効率化、省力化に先駆けたシステム。これまで培ってきた信頼とネットワークを生かし、更なる発展と地位向上を目指して欲しい」とエールを送った。 加藤氏は、スマートフォン(スマホ)でのシステム対応や手数料改定などに触れ、ニーズ変化に即応して使いやすいシステム運用を目指していく方針を改めて強調した。 この後、コヤマ経営の小山雅敬社長が「人手不足時代における給与体系改定と労務トラブル対策」をテーマに講演。また、積み合わせ、引っ越し、平車・重量、長距離輸送の各分科会に分かれ、融通配車に向けた課題や物流動向について情報交換した。(富田久男) 【写真=東北管内のメンバーなど200人を超える規模に】