清水運輸グループ、産業功労表彰を受賞 デザイントラック自治体PRが評価
物流企業
2016/10/31 0:00
【埼玉】清水運輸(清水英次社長、埼玉県志木市)は22日、グループ5社で展開するデザイントラックによる自治体PR活動が評価され、志木市から市政功労者として産業功労表彰を受けた。 清水運輸グループでは、エルエーシー(村井秀世社長、東京都町田市)製オートボディープリンターを2014年に導入。エスユーサービス(清水社長、志木市)のカーボディープリント事業部が、グループの保有車両を中心に自治体PRなど公共性の高いプリントを入れたトラックを製作している。 志木市は、カッパをモチーフにした観光PRキャラクターとして4式ロボ(ししきろぼ)などを採用しており、14年8月から清水運輸グループでは4式ロボを入れたトラックを運用している。今年7月には、新デザインのトラックを導入。2台の車両を「動く広告塔」としてきた。 清水社長は「志木市のデザイントラックは、埼玉県のアニメによる町おこしイベント『アニ玉祭』でも、志木市ブースとして起用され、活躍の機会を得てきた。社員の中にも地域貢献に寄与している自負が生まれ、大きな効果を生んでいる。表彰を機に継続して活動していきたい」と話している。(佐々木健) 【写真=4式ロボなど志木市の観光PRキャラクターを入れたデザイントラックを展示(車両)】