西光運輸、千葉・市原に営業所 長距離輸送負担を軽減
物流企業
2016/10/27 0:00
【大阪】西光運輸(西光彰男社長、大阪府門真市)は3日、千葉県市原市に千葉営業所を新設した。既に営業所を設置している大阪府と宮城県の中間地点に設けることで、ドライバーの長距離輸送の負担軽減や業務効率化につなげる狙い。 1150平方メートルの敷地内に事務所と駐車場を配置。駐車場には、最大で25トン車25台を止めることができる。事務所は、配車管理機能に加え、ドライバーが休憩時に利用する仮眠・食事用スペース、洗濯機、テレビなどを用意した。 新設に合わせ、25トン車を5台増車し、ドライバーも現地で5人採用。荷主の拠点が関東に多数存在するため、これまで大阪や宮城の拠点からトラックを手配することが多かった。関東地域への進出で空車率を減らし、配車の合理化に加え、長距離ドライバーの休憩施設としても活用する。 西光社長は「新拠点は一からのスタート。今後、営業を強化する予定なので、それに合わせて更なる増車や増員も検討する。3カ所の営業所が互いに助け合い、相乗効果を発揮することで、輸送品質を向上させたい」と話している。(蓮尾輝) 【写真=25トン車25台分の駐車スペースを確保】