センコー/100周年記念パーティー、更なる変革&挑戦へ
物流企業
2016/10/27 0:00
センコーは21日、大阪市中央区で創業100周年記念パーティーを開き、大きな節目を祝うとともに、更なる変革と挑戦に向け、グループの結束を誓った。 土佐琵琶(びわ)の創始者、黒田月水師が重厚な琵琶の調べにのせて100年の歩みと新たな時代への決意を織り込んだ語りを披露し、開幕、創業からの歴史と発展の足跡がビデオで紹介された。 福田泰久社長は「皆さんのお陰で、従業員1万4千人、保有車両5千台、倉庫の所管面積は310万平方メートルを超えるグループへと成長した。217年4月には、ホールディングス制へと移行する。100周年を機に、従業員から提案を募り、新たな柱となるべき事業の開発にも着手している。これからも流通情報企業を目指し、積極的にチャレンジしていく」と意気込みを語った。 続いて、創業時を思わせるそろいの法被姿で福田氏らが鏡開きを行い、積水ハウスの和田勇会長兼CEO(高経営責任者)の音頭で乾杯、祝宴に移った。 会場では、演歌歌手のショーや女流囲碁棋士によるトークショーが行われたほか、別室に囲碁教室も設けられ、出席者の注目を集めた。締めくくりに、間口(間口倫典社長、大阪市港区)の前田克巳会長が縁起の良い相撲(すもう)甚句を披露、お祝いムードを盛り上げた。(小菓史和) 【写真=創業時を思わせるそろいの法被姿で鏡開き】