物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

SBSフレック、仙台に3温度帯施設 コンビニ・メーカー対応

物流企業

2016/10/27 0:00

 SBSグループのSBSフレック(渡辺誠社長、東京都墨田区)は21日、仙台センター(仙台市宮城野区)の竣工式を18日に実施した、と発表した。3温度帯対応施設で、2016年内から17年にかけて大手コンビニエンスストアや乳製品メーカーなどの拠点として順次稼働させる。  仙台東部道路・仙台東インターチェンジから7分、地下鉄東西線の荒井駅からは8分に位置する。敷地面積は7200平方メートル、3階建てで、延べ床面積は8300平方メートル。これに伴い、既存2拠点(卸町センター、岩沼センター)の機能を集約し、規模を従来比で1.5倍に拡張した。  最新の冷凍冷蔵設備による徹底した温度管理の下、乳製品など日配品のチルド・フローズン物流に対応。北海道・東北―関東の中継地点として、24時間365日稼働により、食品を安全・安心に届ける。ドックシェルター20基を備えるほか、セキュリティーシステムや防犯カメラを導入。更に、BCP(事業継続計画)対策と併せて、LED(発光ダイオード)照明を全館に採用している。(沢田顕嗣) 【写真=北海道、東北-関東の中継地点として、24時間365日稼働】





本紙ピックアップ

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

オススメ記事

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap