ひろしまトラまつり、過去最高の2万5000人が来場 運転者の仕事体験
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2016/10/20 0:00
【広島】広島県トラック協会(小丸成洋会長)は9日、ひろしまトラックまつりを広島運輸支局構内で開催し、市民にトラック業界をPRした。トラックドライバーの仕事体験やトレーラ試乗など、物流の仕事を身近に感じてもらえる企画が目白押しで、家族連れを中心に過去最高の2万5千人が来場した。(矢野孝明) 人気イベントのミスタートラックヒーロー決定戦では、6人の現役ドライバーがエントリー。子供たちの熱い声援を受けながら、フォークリフト作業、トラックパズル、トラック引きレースの3種目で技、知力、体力を競い合い、観衆を沸かせた。 また、新たにトラガールも登場。ヒーロー決定戦のドライバーと共にステージに上がり、トラックに関するクイズ大会でアシスタント役として活躍した。おなじみとなったドライバーの仕事体験では、子供たちが専用のユニホームを着用。アルコール検知器を使った運行前点呼から、車両点検、運行指示書に基づく集荷と配送、日報の提出まで、1日の業務を凝縮して体験。トラックに見立てた台車に荷物を積んで会場内を回る姿を、家族が付き添いながら笑顔で撮影した。 このほか、冷蔵冷凍車や高所展望車、フォークリフトなどの乗車体験、建設作業車パフォーマンスなど内容満載。ステージでは、書道パフォーマンスをはじめ地域の小・中学校吹奏楽部による吹奏楽、チアリーディングクラブによる演技、トラックの日絵画コンクール表彰式と、プログラム通りに進行し、広島県警音楽隊の演奏で締めくくった。 フードコーナーでは、県内の有名店やご当地グルメの屋台がずらり。広ト協の各支部も、飲食や縁日などで出店した。 【写真=ミスタートラックヒーロー決定戦にエントリーした、6人の現役ドライバーと子供たち】