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長野ト協佐久輸協、フェスで熊本復興応援 「くまモン」会場盛り上げ

団体

2016/10/20 0:00

 【長野】長野県トラック協会の佐久地区輸送協議会(早川多津男会長)は9日、トラックの日に合わせ、「ふれあいフェスティバル2016」を開催した。熊本地震復興応援イベントも併せて実施。募金箱を用意したほか、隣接するイオンモール佐久平の店内では2日間限定の物産展も開設した。熊本県のゆるキャラ「くまモン」も登場し、ご当地キャラと会場を盛り上げた。  早川会長が「今回のサブタイトルは『心をつなぐ、地域をつなぐ』。熊本では震災後も豪雨や阿蘇山噴火の影響で予断を許さない状況。トラック業界のPRとともに復興支援を呼び掛け、少しでも力になれたら幸い。地域の方々に喜んでもらえるフェスにしよう」とあいさつ。  佐久市の柳田清二市長は「災害後、トラック協会にサポートを依頼し、迅速に救援物資を運ぶことができた。決断力と行動力に心から感謝する。ライフラインを守るため、今後も力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。  ステージエリアでは、輸送戦隊スーパーハコブンジャーや地元アイドル、ダンスチームなど14組がパフォーマンスを披露。大型トラックや自衛隊の災害救助車両に乗車して走行する体験コースには、長蛇の列ができた。  また、交流サイト(SNS)のフェイスブック(FB)で参加を求めていた「ふれあいマルシェ」には、自然食品やオーガニックコーヒーのショップが出店した。閉会式では、早川氏が熊本県トラック協会青年部会の永井雄大郎部会長へ集まった募金を寄付。永井部会長は「熊本のためにこれだけのことをしていただき、感謝の気持ちでいっぱい。必ず有効に使わせていただく」と誓った。(渡辺耕太郎) 【写真=募金箱を手にあいさつする熊ト協青年部会の永井部会長と早川会長(左)】





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