東京ユニオン物流、武蔵村山に営業所 利用運送拠点 スポット取り込む
物流企業
2016/10/20 0:00
東京システム運輸ホールディングス(河端常男社長、東京都東大和市)グループの輸送部門である東京ユニオン物流(川崎和夫社長、武蔵村山市)は、伊奈平営業所(武蔵村山市)を開設し、業務を始めている。車両と保管・流通加工拠点を構えた利用運送部門となる。新たなビジネスモデルの実験施設「ターミナルX6」として運営していく。 拠点は敷地面積8100平方メートル、鉄骨RC造り2階建てで、延べ床面積1500平方メートル。高床式のホームを備える。現在、大型トラック8台、4トントラック2台を配備。勤続20年と18年のベテラン配車マン2人を配置している。 社の中心業務は共同配送だが、ターミナルX6は「輸配送能力のある利用運送」「あらゆる業務の受託先」として、積極的にスポット業務を取り込んでいく。 1階部分を流通加工場、2階部分を保管スペースとして利用。パレット数の多くない荷物の一時ストックやセンターの各ドック向けの粗仕分け場所など、ターミナルを活用した配送業務に対応する。 【写真=新たなビジネスの実験拠点ターミナルX6】