秋ト協トラックフェスタ、役割や重要性をPR 乗車体験&パネル展示
団体
2016/10/17 0:00
【秋田】秋田県トラック協会(赤上信弥会長)は9日、「トラックフェスタ2016」を開き、大勢の来場者でにぎわった。秋田運輸支局や県、県警、地元の新聞社・テレビ局が後援、トラックディーラー4社(販売店)などが協賛し、トラック輸送の役割や重要性を県民にアピールした。(黒田秀男) 15年に続いて、秋田市御所野のショッピングモールの駐車場で開催。前回好評だったトラックとの綱引きや高所作業車体験搭乗などに加え、クイズ大会やトラック乗車体験、白バイ・パトカーとの記念撮影などを企画した。入場者は前年より800人多い4200人に上った。 また、恒例の絵画コンクールの表彰式も行われ、全応募作品をペイントした大型トラックも展示された。 開会式で、赤上会長が「トラック輸送は県内はもとより、日本全体の経済、産業、生活を支えている。災害があれば救援物資を運ぶ役目も担っている。人間の体に例えれば、道路が血管であり、トラックは血液となる。血液が止まれば生きていけないのと同じで、トラックが止まれば経済や生活は成り立たない。今日は、私たちの仕事への理解をお願いしたい」とあいさつ。 絵画コンの表彰式に続いて、○×形式のクイズ大会やトラックとの綱引きレース、地元アイドルグル―プ「pramo」によるショーが行われ、大いに盛り上がった。 また、会場には大型ウィング車やキャリアカー、タンクローリー、ダンプカー、トレーラなど働くトラックが勢ぞろい。乗車体験に加え、トラック輸送をPRするパネル展示や安全運転診断コーナー、綿菓子・風船プレゼントなど盛りだくさんとなった。 高所作業車への体験搭乗やJAFの子供免許証発行に長蛇の列ができたほか、協会のイメージキャラクター「トラッくん」も大活躍。会場を回ると、大勢の子供たちに取り囲まれ、気軽に記念撮影に応じた。 【写真=トラックは、秋田県から関東方面を中心に走行】