NASVA岩手支所、フラッグアート展に参加 商店街で安全運転訴え
行政
2016/10/10 0:00
【岩手】自動車事故対策機構(NASVA)の岩手支所(石川儀孝支所長)は、地元商店街で開催中のフラッグアート展に参加しており、安全運転を訴えるとともに業務内容をアピールしている。 同展示会は、盛岡市の商店街「ホットライン肴町」のアーケード内に、制作したフラッグをつり下げて飾るもので、小学校の友人同士や中学校の美術部員、一般成人など、幅広い年齢層の個人やグループが出展。多くの市民が芸術と触れ合い楽しめる場として親しまれている。 同支所は2015年から作品を提供。昨年は職員一同で共同制作し、①被害者を支える②事故から守る③事故を防ぐ――のNASVA業務3本柱を紹介する内容に、事故の無い安全で安心な町にしたいという願いを込めた。 16年は職員に加え、交通遺児やその家族らと共に20人で作業。8月に洋野町で開いた交流イベント「友の会の集い」で、フラッグアート作りに取り組んだ。安全運転をメインテーマに設定し、5台の車の側面に動物や雲、虹などを描いて、それぞれの思いを表現した。 石川支所長は「今回は2回目なので、職員だけでなく子供たちの豊かな発想を取り入れたかった。地元の人たちにNASVAを知ってもらうため、今後も継続していきたい」と話す。同支所の作品は今年と昨年の両方が並んで掲げられており、31日まで展示される予定だ。(今松大) 【写真=交通遺児やその家族と共に20人で作業】