岐ト協、冷凍車体験に行列 トラ日PRイベント開催
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2016/10/03 0:00
【岐阜】岐阜県トラック協会(田口義隆会長)は9月25日、恵那市で「トラックの日」のPRイベントを開催した。青年部会(山田有恒部会長)が企画・運営を行い、親子連れなど千人が冷凍トラック体験を楽しんだ。(星野誠) 恵那市でのトラ日イベントは4年ぶりで、地元の恒例行事「ENAみのじのみのり祭り」のメイン会場となるスーパーマーケットの駐車場に、子供向けアトラクションなどを設置した。山本英史副部会長(恵那青年会議所理事長)が「みのり祭り」の実行委員長だったことから、スペース確保から準備まで、非常にスムーズに行えた。 トラック乗車体験コーナーには、山本氏が自社の冷凍車を提供。荷室内をカーテンでセ氏マイナス25度、マイナス10度、0度、5度の4層に仕切り、親子連れが体験した。この日は残暑が厳しかったこともあり、順番待ちで長い列ができるほどの人気で、トラックから出てきた子供たちは「涼しくて気持ち良かった」と大喜びしていた。 また、交通ルールのクイズを開催し、写真撮影後、「子ども免許証」を配布した。中部ブロック青年部協議会(広瀬和秀代表幹事)が募集した「はたらくトラック絵画コンクール」の入賞作品が掲示されたほか、全長13.5メートルのトラック型遊具「ふわふわコンボイ」を設置。更に、日野自動車が提供したラリー用レーシングトラック「日野レンジャーGT」も展示した。 山田部会長は「4年前は大雨だったが、今回は好天に恵まれて、本当に良かった。未来を担う子供たちに、トラックの仕事の魅力を知ってもらうことが大事。今後も幅広くPRを行うとともに、夢が持てる業界になるよう、我々若手経営者も頑張りたい」と力を込めた。 【写真=親子連れの人気を集める冷凍車体験】