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福通、CSR活動で地域貢献 教育支援や日中友好

物流企業

2016/10/03 0:00

 福山通運はグループの外郭団体である二つの公益財団法人(渋谷育英会、小丸交通財団)を通じ、地域社会への貢献や交通安全意識の啓蒙(けいもう)活動などの取り組みを強化している。8月、広島県福山市で「渋谷育英会N響コンサート」を開催したのに続き、9月には福山市で開かれた「小丸杯少年柔道大会」(福山市武道館柔道教室後援会主催)を支援。中国、上海でも日中交流を目的とした「日本語作文スピーチコンテスト」を実施した。積極的なCSR(企業の社会的責任)活動などを通じ、企業価値の更なる向上を図っていく。  8月3日にふくやま芸術文化ホール(福山市松浜町)で開催された第4回N響(NHK交響楽団)コンサートに、市内の小中学生500人を招待した。未来を担う子供たちの「豊かな感性を育もう」と、2013年からスタートしたもので、渋谷育英会(小丸法之理事長)が主催、小丸交通財団(同)、福山通運が後援した。  9月17日には中国・上海で大学生を対象に「日本語作文スピーチコンテスト」を開催。中国の50大学の応募者150人から選抜された優秀賞者8人が参加し、「交通の発展に伴い、忘れられてきたこと」「運転者の責任」などについてスピーチした。06年からスタートした取り組みで、小丸交通財団では「日中友好の懸け橋となる人材の育成に役立てばうれしい」(河添健治事務局長)としている。  また、22日には福山市武道館で開催された小丸杯少年柔道大会を全面支援。今回は福山市を中心とした近隣の市町から小中学校の児童生徒ら198人が参加し、日頃の技を競った。同財団の専務を務める福山通運の小丸成洋社長は「柔道を通じて交流を深め、学校、地域の垣根を越えた新たな友情を築いて欲しい」と、参加選手を激励した。  渋谷育英会は1985年6月、福山通運創業者の故渋谷昇名誉会長が、未来を担う子供たちの教育を支援するため私財を寄付、設立した。以来、奨学金の貸与事業や不登校児童生徒の問題解決などに取り組んでいる。一方、小丸交通財団は13年9月に設立され、交通事故の無い安全で安心な地域社会を目指した活動などを展開している。  小丸氏は「物流企業として地域社会及び地域経済の発展に寄与していくことは当然」と指摘。その上で、「渋谷育英会及び小丸交通財団の事業活動をしっかり後方支援し、強い、良質なメッセージを積極的に発信していきたい」と話す。(高木明) 【写真=小丸杯少年柔道大会で子供たちを激励する小丸社長(9月22日)】





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