物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

岩ト協一関支部、反射リストバンド寄贈 高齢者 交通安全に活用

団体

2016/09/22 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会の一関支部(小野寺正太郎支部長)は14日、秋の全国交通安全運動に合わせ、一関と千厩(せんまや)の両警察署にカラー反射リストバンドを寄贈した。  寄贈式で、小野寺支部長、阿部祐二副支部長、三浦康治・交通環境対策副委員長が、川原満(一ノ関)、山崎幸弘(千厩)の両交通課長に、交通安全の願いを込めて千枚ずつ手渡した。  ワンタッチで腕に巻き付けられるタイプのカラフルな模様のリストバンドで、暗い夜道でも車のライトに反射して、歩行者の存在を知らせることが可能。警察側は、高齢者交通安全教室や各家庭の訪問時にリストバンドを配布し、安全意識の徹底を呼び掛けていく予定だ。  小野寺氏が「高齢者の交通事故防止は、我々、運送事業者にとっても大きな課題であり、力を入れて取り組まなければならない。このリストバンドを有効に活用していただければ幸い」とあいさつ。  これを受け、山崎氏は「一関支部には、自らの事故防止対策のみならず、地域活動にも多大なる支援を頂いており、深く感謝している。配布時に使い方を説明し、効果が得られるようにしたい」と謝辞を述べた。  また、川原氏は「これからは日没が下校や仕事帰りの時間と重なる時期になり、事故が増える。一件でも減らすため、努力していきたい」と気を引き締めた。(今松大) 【写真=リストバンドを腕に巻きポーズを取る小野寺支部長(中央)ら】





本紙ピックアップ

軽油引取税の暫定税率廃止、交付金継続へ展望開ける

 軽油引取税の旧暫定税率を2026年4月1日で廃止することで与野党6党が合意した。暫定税率分である1㍑当たり17円10銭の減税はトラック・バス事業者の経営安定化につながる。一方、暫定税率を原資とする運輸事業振興助成交付金…

啓和運輸、日本語学校を来春開校

 啓和運輸(川島満社長、埼玉県入間市)は2026年4月に啓和テラス日本語学校(同市)を開校する。ミャンマー、ネパール、ラオスなどから来日する外国人材を対象に、語学教育だけでなく、日本で働く力を育むことを目的とした独自カリ…

ヤマト運輸、ベトナム人年100人採用

 ヤマト運輸(阿波誠一社長、東京都中央区)は特定技能外国人制度を活用し、2027年以降、毎年、拠点間輸送を行うベトナム人大型トラックドライバー100人の採用を目指す。ベトナムで人材育成事業を展開するFPTグループと12日…

自民税調会長、振興助成法改正で対応

 自民党の小野寺五典税務調査会長は17日、軽油引取税の暫定税率の2026年4月1日の廃止に向け、「租税特別措置(租特)法の改正法案で対処したい」として、与党の税制改正議論を経て、通常国会に提出する方向性を示した。運輸事業…

オススメ記事

軽油引取税の暫定税率廃止、交付金継続へ展望開ける

 軽油引取税の旧暫定税率を2026年4月1日で廃止することで与野党6党が合意した。暫定税率分である1㍑当たり17円10銭の減税はトラック・バス事業者の経営安定化につながる。一方、暫定税率を原資とする運輸事業振興助成交付金…

啓和運輸、日本語学校を来春開校

 啓和運輸(川島満社長、埼玉県入間市)は2026年4月に啓和テラス日本語学校(同市)を開校する。ミャンマー、ネパール、ラオスなどから来日する外国人材を対象に、語学教育だけでなく、日本で働く力を育むことを目的とした独自カリ…

ヤマト運輸、ベトナム人年100人採用

 ヤマト運輸(阿波誠一社長、東京都中央区)は特定技能外国人制度を活用し、2027年以降、毎年、拠点間輸送を行うベトナム人大型トラックドライバー100人の採用を目指す。ベトナムで人材育成事業を展開するFPTグループと12日…

自民税調会長、振興助成法改正で対応

 自民党の小野寺五典税務調査会長は17日、軽油引取税の暫定税率の2026年4月1日の廃止に向け、「租税特別措置(租特)法の改正法案で対処したい」として、与党の税制改正議論を経て、通常国会に提出する方向性を示した。運輸事業…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap