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車限令25トン大きく超過 中日本高速、6社告発 重機運輸機工は2回目

行政

2016/09/19 0:00

 中日本高速道路(宮池克人社長兼CEO=最高経営責任者、名古屋市中区)と日本高速道路保有・債務返済機構(勢山広直理事長、横浜市西区)は14日、車両制限令で定められた制限値25トンを、大きく超過して大型車両を通行させた6件の事案を警察に告発した、と発表した。  重機運輸機工(千葉県浦安市)、田和通商(田中篤社長、佐賀県有田町)が7日、アスリートトラフィック(杉野雅樹社長、愛知県阿久比町)、長島運輸(木田正伸社長、東京都江東区)、横田重機(横田幸輝社長、千葉県船橋市)、新東京運輸(長沢磐社長、横浜市鶴見区)は14日に告発。  このうち重機運輸機工の告発は、15年6月に次ぐ2回目。今回は、16年2月18日に、車両総重量78.7トンと63.2トンの大型車両2台を、中央自動車道上り線八王子本線料金所で発見した。軸重や車両幅、車両長の実測値も制限値を超えていた。(奥出和彦) 【写真=重機運輸機工の車両(中日本高速提供)=一部画像処理しています】





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