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オーシャントランス、就航船総入れ替え完了 トラック航送能力増強

物流企業

2016/09/12 0:00

 東京-徳島-北九州(新門司)航路のオーシャントランス(高松勝三郎社長、東京都中央区)は9日までに就航船4隻の総入れ替えが完了、新造大型フェリーによる運航体制に移行する。1月に「フェリーびざん」、5月に「フェリーしまんと」、7月に「フェリーどうご」(いずれも1万3千総㌧型)が、それぞれ就航。更に、9日には北九州発・東京行きで「フェリーりつりん」が運航を始めた。フェリー業界関係者によると、就航船全てを「同時」にリプレース配船する試みは過去に例が無いという。トラック業界のドライバー不足が深刻さを増す中、省力・大型化フェリーの投入で旺盛なモーダルシフト需要を取り込んでいく。  4隻は同型船で、全長191メートル、幅27メートル1日1便の運航体制で東京-北九州を34時間(徳島港での停泊時間を含む)で結ぶ。トラックの積載能力は188台(13メートル換算)で、従来船と比べて1.7倍に増強。乗用車80台、旅客定員266人。  下り便は東京港発午後7時30分(日曜は午後6時)新門司港着は翌々日午前5時40分(午前6時20分)。上り便は新門司港発午後7時(午後6時)、東京港着は翌々日午前5時40分(午前6時20分)。航送料金はトラック11万5500円(車長12メートル未満、消費税及びドライバー1人分の運賃含む、9月実績)。  同社によると、各港から100キロ圏内では集荷日から短3日目配送が可能なダイヤで運航。ここ数年の航送実績はトラック約7万5千台(年間)、乗用車5万5千台、旅客3万5千人で推移している直近では、海上輸送に不向きとされる中小ロット貨物輸送に対応するため、トレーラに積み替え輸送する「混載便」用意、新たな需要を取り込んでいる。  トラック業界では、長距離輸送を中心としたドライバー不足が顕在化する中、労働環境の改善に向けた取り組みが活発化している。高松社長は「新造船の投入により、定時・大量輸送といったフェリー航送の特徴を生かしながら物流業務の合理化・効率化を支援していきたい」と話している。(高木明) 【写真=東京-北九州航路を34時間で結ぶ「フェリーりつりん」】





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