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鈴江コーポ、韓国港湾業者と連携 国際物流推進 現地で合弁設立

物流企業

2016/09/08 0:00

 鈴江コーポレーション(田留晏社長、横浜市中区)は2日、韓国の上場港湾事業者ソンクァン(鮮光)と、国際物流分野における提携協定を締結した、と発表した。  1日、韓国・仁川市のホテルで、鈴江孝裕会長ら両社幹部が出席して調印式が行われた。両社のネットワークを生かした国際物流事業の推進や、港湾運送を含む幅広い分野での情報交換、人材交流を図る。現地での合弁会社設立も視野に入れる。  ソンクァンは、仁川に本拠を置く韓国大級のコンテナターミナルオペレーター。2015年、仁川港に新鋭の無人コンテナターミナルを開設している。  仁川港のある仁川広域市は、人口300万人を超える韓国第三の都市。経済自由区域として、先端知識サービス産業のグローバル拠点である松島(ソンド)、国際空港を備えた永宗(ヨンジョン)、ビジネスタウンの青羅(チョンナ)の三つのエリアに分けて開発が進められており、日系企業も進出している。  鈴江コーポでは、海外展開を積極的に推進。これまでに中国、タイ、ミャンマー、トルコ、メキシコ、インドなど13カ国に拠点を設けている。(吉田英行) 【写真=調印式で協定書を掲げる鈴江会長(右から3人目)ら】





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