物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

鶴見グループ安全総決起大会、事故・災害ZERO 目標達成むけ重点項目

物流企業

2016/09/05 0:00

 【大分】鶴見運送(三浦政人社長、大分県別府市)と鶴見運輸倉庫(三浦茂樹社長、滋賀県東近江市)を中核とする鶴見グループは8月27、28の両日、「プロの意識と誇りで事故・災害ZEROエンドレスチャレンジ前進!」を掲げ、安全総決起大会を開いた。  三浦政人社長は「物流企業にとって安全と安心は重要のテーマ。皆さんの事故防止に向けた前向きな努力に感謝している。輸送の安全確保に向け活発に協議し、社会から必要とされる企業を目指そう」とあいさつ。  大分県トラック協会(青木建会長)の益永浩常務は「皆さんの長年にわたる無事故に対する取り組みは業界の模範。これからも安全な輸送サービスを提供して欲しい」と述べた。  部門別に編成した8チームが、半年間の事故防止活動を検証し、トラブル発生の原因と防止対策を協議。「計画的な休憩・休息」「危険予知活動の強化」「右・左折時の安全確認」「ゆとりある運転」「バック事故の防止」「だろう運転の排除」など、目標達成に向けた重点項目を設定した。  九州トラック交通共済協同組合(石塚政章理事長)安全推進部の工藤浩之氏が、ドライブレコーダー(DR)映像で、事故発生寸前の静止画像から危険因子、事故原因を解説。重大事故につながる脇見、居眠り運転に警鐘を鳴らした。  最後に、全員で「やるぞコール」で気勢を上げ、場内は熱気に包まれた。(上田慎二) 【写真=トラブル発生の原因と防止対策を協議】





本紙ピックアップ

静岡・富士地区の紙製品輸送、「24年問題」対応行き詰まり

 静岡県の富士地区一帯で紙製品を運ぶトラック運送事業者が、「2024年問題」の対応策に行き詰まっている。紙製品輸送と、原料となる古紙の帰り荷の輸送を組み合わせ、長年にわたり効率的な業務サイクルを築いてきたが、時間外労働の…

国交省分析/国際海コン陸上運送事故、「ドライバー起因」8割

 国土交通省が、国際海上コンテナの陸上運送で2021~23年に発生した事故を分析したところ、8割がドライバー起因で、このうち6割が運転操作不良だったことが分かった。この結果を踏まえ、一層の徐行運転徹底や、コンテナトレーラ…

クロスマイル「上限規制1年」調査、残業「月10時間未満」最多

 X Mile(クロスマイル、野呂寛之社長、東京都新宿区)は3月28日、時間外労働の上限規制がドライバーに適用されて1年が経過するタイミングで、ドライバーの働き方や収入などの変化を調査した「クロスワークしごと白書」を公表…

三和エナジ―、石油製品卸をグループ化

 宇佐美鉱油(宇佐美智也社長、愛知県津島市)のグループ会社の三和エナジー(高松克行社長、横浜市港北区)は3月27日付で、石油製品の卸売や自社配送を行うオイルターミナル(北海道千歳市)の全株式を取得した。代表者は高松社長が…

オススメ記事

静岡・富士地区の紙製品輸送、「24年問題」対応行き詰まり

 静岡県の富士地区一帯で紙製品を運ぶトラック運送事業者が、「2024年問題」の対応策に行き詰まっている。紙製品輸送と、原料となる古紙の帰り荷の輸送を組み合わせ、長年にわたり効率的な業務サイクルを築いてきたが、時間外労働の…

国交省分析/国際海コン陸上運送事故、「ドライバー起因」8割

 国土交通省が、国際海上コンテナの陸上運送で2021~23年に発生した事故を分析したところ、8割がドライバー起因で、このうち6割が運転操作不良だったことが分かった。この結果を踏まえ、一層の徐行運転徹底や、コンテナトレーラ…

クロスマイル「上限規制1年」調査、残業「月10時間未満」最多

 X Mile(クロスマイル、野呂寛之社長、東京都新宿区)は3月28日、時間外労働の上限規制がドライバーに適用されて1年が経過するタイミングで、ドライバーの働き方や収入などの変化を調査した「クロスワークしごと白書」を公表…

三和エナジ―、石油製品卸をグループ化

 宇佐美鉱油(宇佐美智也社長、愛知県津島市)のグループ会社の三和エナジー(高松克行社長、横浜市港北区)は3月27日付で、石油製品の卸売や自社配送を行うオイルターミナル(北海道千歳市)の全株式を取得した。代表者は高松社長が…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap