日貨協連、熊運協連に1000万円復旧・復興を支援
団体
2016/09/01 0:00
日本貨物運送協同組合連合会(古屋芳彦会長)は8月26日、熊本地震で被災した熊本県運輸事業協同組合連合会(成松唯幸会長)の傘下組合員の復旧、復興を支援するため、1千万円の災害見舞金を贈った。同日、市内のホテルで贈呈式が行われ、古屋会長から成松会長に災害見舞金の目録が手渡された。 古屋氏は「大変な思いをされている被災者の方々を全力で応援しようと、全国の仲間から多くの善意が寄せられた。1日も早い復旧、復興に向け、少しでもお役に立てればと願っている」とあいさつ。 成松氏は「復旧、復興はまだまだ遅れている。自助努力にも限界があり、ご厚意に感謝の気持ちでいっぱい」と謝意を述べた。 熊本地震後の5月20日から7月1日まで、全国の連合会や単協、組合員を中心に浄財を募り、日貨協連からの寄付金を加えて贈呈した。 午前中の贈呈式には、日貨協連から村田省蔵専務、神谷尚男事務局長、渡辺強総務部長、熊本県連から武藤正幸、住永豊武の両副会長、黒瀬達三事務局長らが同席。 午後から、熊本市内や被害が最も大きかった益城町などを視察するとともに、今後の支援対策について意見交換した。(武原顕) 【写真=災害見舞金の目録を手にする成松会長と古屋会長(その右)ら】