大正製薬、大宮工場に物流2号棟 安定供給&BCP対応
荷主
2016/09/01 0:00
大正製薬ホールディングスは8月25日大正製薬(上原茂社長、東京都豊島区)がさいたま市北区の大宮工場内に物流2号棟を竣工させ、9月から業務を本格開始する、と発表した。製品の安定供給と事業継続計画(BCP)などに対応していく。 2号棟は地上5階建て、延べ床面積2万2400平方メートル。医療・医薬品用の無線式カートピッキングシステム 現在、同社は大宮工場内に物流1号棟を持ち、子会社の大正富山薬品(藤田憲一社長、豊島区)を含めた製品を全国の各物流拠点へ出庫しており、関東向けの薬局・薬店にも出荷している。しかし、大規模災害時の対応強化などの面から、2号棟の建設に踏み切った。(高木明) 【写真=無線式カートピッキングシステムを採用】