東日本宇佐美、新本宮インターSS開設 軽油48キロタンク確保
産業
2016/08/29 0:00
東日本宇佐美(尾台康雄社長、東京都江東区)は22日、4号新本宮インター給油所(SS)を開設した。東北自動車道・本宮インターチェンジ(IC)入り口近くにあった旧施設・本宮インターSSの老朽化と狭あい化に伴い、北側の隣接地に新築移転した。同ICから350メートルと近く、国道4号と県道8号(会津街道)の交差点にあり、交通アクセスも至便で、トラックと地域ユーザーへのサービス向上を図った。 新SSの敷地面積は7600平方メートルで東北管内(45店舗)では最大となる。タンク容量はレギュラーガソリン30キロリットル、ハイオク10キロ、灯油8キロで、給油はセルフ方式。トラックなどの大型車用はフルサービスで対応し、軽油容量は48キロを確保した。 乗用車ドライブスルー方式や大型セルフ、高圧スプレー式の洗車機を完備したほか、尿素水(アドブルー)計量器3基や大型トラック用の洗車スペース5台分を設けた。 開所式には、トラックユーザーや工事関係者らが出席。宇佐美鉱油(宇佐美三郎社長、名古屋市中村区)の宇佐美裕子副社長は「旧SSは間口が狭く、老朽化が進み、かねて隣接地の移転を計画していた。今まで以上に心の込もったサービスを提供し、お客さまの信頼に応えていきたい」とあいさつした。 また、出光興産の紀(きの)睦(あつし)・東北第一販売支店長は「(宇佐美グループは)当社の東北エリアでガソリン20%、軽油50%の販売量を占めており、言わば『一心同体』。ユーザーの利便性向上と販売量拡大に向けて支援、協力していきたい」と祝辞を述べた。(富田久男) 【写真=テープカットでオープンを祝う宇佐美鉱油の宇佐美裕子副社長(右)と出光興産の紀・東北第一販売支店長】