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ETC2.0導入、助成開始も反応まちまち 大口・多頻度適用に必須だが…

物流企業

2016/08/25 0:00

 「長距離運行が主体なので導入は必須。全車両分の車載器を既に手配した」と語るのは、大虎運輸(梶本幸司社長大阪府四條畷市)の梶本亘専務(76)。全国に自社グループのネットワークを展開、トレーラによる長距離輸送を主力としており、通行料金の割引率が1%変わっただけで影響は大きい。  「グループ全体だと、まとまった数が必要になるため、短期間で一度に導入することは難しい。代替する新車を標準装備にすることはもちろん、既存車両分も計画的に入れ替えないと間に合わない」(梶本専務)  一方、共和運輸(新田利秀社長、高槻市)では、軽微な事故をきっかけに、平ボディーを含む37台全てにドライブレコーダーとバックアイカメラを導入。これに合わせてETC2.0車載器も導入した。 【写真=近距離輸送が中心だとETC2.0のメリットは薄い?(阪神高速・天保山料金所)】





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