物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ヨコウン、J-クレジットを購入 10トン分環境保全活動の一環

物流企業

2016/08/18 0:00

 【秋田】ヨコウン(塩田充弘社長、秋田県横手市)は5日、二酸化炭素(CO2)の削減に向けて、横手市・森林組合森林吸収共同プロジェクト推進協議会(高橋大会長、横手市長)が発行するJ-クレジット(植林・森林保護の権利)を10トン分購入した。同日、認証式が行われ、備前雄一・横手森林組合代表理事組合長らが見守る中、高橋市長から塩田社長に購入証明書が交付された。  同社はCSR(企業の社会的責任)の一環としてグリーン経営認証を取得するなど、環境保全活動に力を入れている。環境関連法規・条例を順守するとともに、アイドリング・ストップやエコドライブの実践、低公害車の導入など、 しかし、こうした取り組みにも限界があるため、削減 できないCO2の一部を、J-クレジットを購入し、森林の吸収によりオフセット(相殺)する試み。  塩田氏は「温室効果ガスの削減に取り組んでいる。横手で発行するクレジットを購入することで、地域の森林振興につながる。物流企業として環境に配慮した仕組みづくりを考え、社会的責任を果たしたい」と話した。(黒田秀男) 【写真=購入証明書を手にする塩田社長(中央)】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap