千ト協印旛支部、リフト技術習得に励む 安全・安心輸送を目指す
団体
2016/08/04 0:00
【千葉】千葉県トラック協会の印旛支部(古山茂樹支部長)は7月16~18日、フォークリフト運転技能講習会を開いた。受講生27人が参加し、運転技術の習得に励んだ。 フォークリフトの運転スキル向上を通じて会員各社の安全対策の強化を支援するため、2004年から独自に講習会を企画。16年度で13年連続の開催となる。ドライバーが受講しやすいように、土・日・祝日に学科と実技講習を合わせて実施。講師は陸災防千葉県支部の指導員が担当した。同支部に所属する首都圏日立物流(福本和哉社長、東京都江東区)の佐倉営業所(千葉県佐倉市)が施設や敷地を無償で提供した。 今回は9日に学科、16~18日に実技講習を実施し、安全確認の仕方などを学んだ。最終日には、走行や荷役の技術試験を行った。 16日の午前の部が終わった後、講習の様子を見学していた古山支部長が「印旛支部の伝統行事として13年間も開催できているのは、会場を提供している首都圏日立物流のお陰。無免許でフォークリフトを運転して事故が起きた場合、事業者は厳しい行政処分を受けてしまう。安全・安心の輸送を目指し、特に支部会員の皆さんには頑張って欲しい」と述べた。(高橋和平) 【写真=記念撮影に臨む古山支部長(前列左から3番目)と参加者ら】