物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

札ト協&岩見沢支部、会員67事業所を訪問 繁忙期迎え事故防止

団体

2016/08/04 0:00

 【北海道】札幌地区トラック協会(奈良幹男会長)と札ト協岩見沢支部(工藤修二支部長)は7月27日、輸送繁忙期の交通事故防止への意識高揚を図るため、支部会員67社の事業所訪問を2コースに分かれて実施した。  6月末時点で、札ト協管内の交通事故死亡者数は2人(前年同期比1人減)だが、全道では10人と前年の2倍になっている。北海道の交通事故は、夏以降に重大事故が多発する傾向にあり、全道の事故抑止に貢献していく。  事業者へ訴える「交通事故抑止宣言書」は、2015年まで、北海道トラック協会の伊藤昭人会長、札ト協の奈良会長、北海道自動車交通共済協同組合の木村輝美理事長の3者連名になっていたが、今回から陸災防の5分会も名を連ねた。   札ト協の高橋博之専務と岩見沢支部の工藤支部長、田中隆一副支部長のコースでは、午前中にトッキュウ(工藤社長)を訪問。大谷泰常務が出迎え、事故抑止宣言書を受け取った後、「岩見沢支部は今年で10年連続死亡事故ゼロを達成できる。支部長の会社として、大きな責任を果たせるよう社員一丸となって頑張る」と決意を述べた。(那須野ゆみ) 【写真=高橋専務から宣言書を受け取る工藤支部長(右から2人目)】





本紙ピックアップ

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

オススメ記事

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap