札ト協&岩見沢支部、会員67事業所を訪問 繁忙期迎え事故防止
団体
2016/08/04 0:00
【北海道】札幌地区トラック協会(奈良幹男会長)と札ト協岩見沢支部(工藤修二支部長)は7月27日、輸送繁忙期の交通事故防止への意識高揚を図るため、支部会員67社の事業所訪問を2コースに分かれて実施した。 6月末時点で、札ト協管内の交通事故死亡者数は2人(前年同期比1人減)だが、全道では10人と前年の2倍になっている。北海道の交通事故は、夏以降に重大事故が多発する傾向にあり、全道の事故抑止に貢献していく。 事業者へ訴える「交通事故抑止宣言書」は、2015年まで、北海道トラック協会の伊藤昭人会長、札ト協の奈良会長、北海道自動車交通共済協同組合の木村輝美理事長の3者連名になっていたが、今回から陸災防の5分会も名を連ねた。 札ト協の高橋博之専務と岩見沢支部の工藤支部長、田中隆一副支部長のコースでは、午前中にトッキュウ(工藤社長)を訪問。大谷泰常務が出迎え、事故抑止宣言書を受け取った後、「岩見沢支部は今年で10年連続死亡事故ゼロを達成できる。支部長の会社として、大きな責任を果たせるよう社員一丸となって頑張る」と決意を述べた。(那須野ゆみ) 【写真=高橋専務から宣言書を受け取る工藤支部長(右から2人目)】