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西田商運、宮若第2物流センター稼働 ドライ食品保管・配送

物流企業

2016/08/04 0:00

 【福岡】西田商運(西田真寿美社長、福岡県新宮町)が福岡県宮若市で建設を進めてきた宮若第2物流センターが完成し、7月から本稼働した。九州自動車道・若宮インターチェンジ(IC)隣接の好立地を生かし、通過型、保管型機能を持つ食品センターとして運営する。(上田慎二)  敷地面積は1万2千平方メートルで、鉄骨造り平屋建ての高床式物流センター(床面積4千平方メートル)を新築した。大型車18台が同時に接車でき、開口部にはオーバーシャッター、大型のひさしを設け、リフト用スロープで荷役作業の効率を高めた。  パート社員を含む20人体制で、福岡都市圏を中心に大手食品卸のドライ食品の保管、仕分け、配送を展開する。既存施設の若宮営業所(敷地面積9300平方メートル)との相乗効果で、荷主企業の物流効率化を進めていく。  敷地内には、自社で製造しているバイオディーゼル燃料(BDF)の給油所を設置。インタンク(20キロリットル)2基で福岡、北九州エリアの自社配送車に給油する。企業向けの販売も行い、地球温暖化防止を推進する。  今後、近隣で用地を取得し、3棟目のセンター建設も計画している。 【写真=通過型と保管型の機能を持つ食品センターとして運営】





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