物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ホクリョウ物流、カタカナ表記で再出発 株式会社移行に伴い

物流企業

2016/08/01 0:00

 【岩手】ホクリョウ物流(橋場忍社長、岩手県滝沢市)は、有限会社から株式会社に移行し、社名をカタカナ表記に変更した。2015年から準備を進め、16年7月1日に登記が完了。1996年の創業以来、「有限会社北菱物流」として20年以上の歩みを続けてきたが、装いを新たに再出発した。  橋場社長は「カタカナにしたのは、柔らかいイメージを出したかったから。グローバルなニーズへの対応を目指すなら、株式会社にする方が良いと考えた」と語る。  15年8月に、人脈づくりと情報収集を目的として東京連絡所を開設。何度も足を運んで商談を重ねる中で、有限会社と株式会社では、相手の受ける印象が違うことを肌で感じたという。  こうした点を踏まえ、「30~50年先を見据えたビジョンを持っている企業と話すには、自分たちも同じ視点を備えていかなければならない」と力を込める。  2016年度は、同社にとって21期目。今後の事業構想を念頭に「継承すべきものは受け継ぎ、変化させなければならないものは変えていく」と意欲を見せる。(今松大) 【写真=有限会社北菱物流として歩みを続けてきたが、装いを新たに再出発(右端が橋場社長)】





本紙ピックアップ

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

オススメ記事

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap