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ホクリョウ物流、カタカナ表記で再出発 株式会社移行に伴い

物流企業

2016/08/01 0:00

 【岩手】ホクリョウ物流(橋場忍社長、岩手県滝沢市)は、有限会社から株式会社に移行し、社名をカタカナ表記に変更した。2015年から準備を進め、16年7月1日に登記が完了。1996年の創業以来、「有限会社北菱物流」として20年以上の歩みを続けてきたが、装いを新たに再出発した。  橋場社長は「カタカナにしたのは、柔らかいイメージを出したかったから。グローバルなニーズへの対応を目指すなら、株式会社にする方が良いと考えた」と語る。  15年8月に、人脈づくりと情報収集を目的として東京連絡所を開設。何度も足を運んで商談を重ねる中で、有限会社と株式会社では、相手の受ける印象が違うことを肌で感じたという。  こうした点を踏まえ、「30~50年先を見据えたビジョンを持っている企業と話すには、自分たちも同じ視点を備えていかなければならない」と力を込める。  2016年度は、同社にとって21期目。今後の事業構想を念頭に「継承すべきものは受け継ぎ、変化させなければならないものは変えていく」と意欲を見せる。(今松大) 【写真=有限会社北菱物流として歩みを続けてきたが、装いを新たに再出発(右端が橋場社長)】





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