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JR貨物グループ社長会議、鉄道事業の黒字化へ努力 経常益100億円「目の前」

物流企業

2016/07/28 0:00

 日本貨物鉄道(JR貨物)が22日開いた2016年度グループ社長会議で、田村修二社長は「グループ各社に力を発揮してもらい、かなり良い方向に向かっている。少し景気が停滞し、単体では目標とする収入が未達となっているが、悲観することはない。努力と(今の)施策を継続すれば、確実に鉄道事業の黒字化は達成できる。皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。  また、「新中期経営計画をつくり始めたところ。社会はどんどん変わってきている。自動運転などの大きな流れをどう受け止めて変革していくか。改善主義では間に合わないと思う。 (当社の事業では)鉄道がコアになることは確かだが、いわゆる物流の諸機能をどんどん拡大していくのならば、皆さんの力を相当膨らませないと将来を描けない」と述べた。  石田忠正会長は「本年度の目標は鉄道事業の黒字化。達成は極めて厳しいが、赤字の根源がある分野に偏在していることがはっきりし、近日中にも解決できると考えている。鉄道事業の黒字化、経常利益100億円は決して未来の数字ではなく、目の前にある数字。鉄道をコアとして総合物流事業を発展させていくことを目指し、全員で力を合わせよう」とあいさつ。  連結決算の重要性を強調し、「中でも重要なグループ間取引の公正化と適正化で見直しを図った。改めて感謝を申し上げる。本年度、ガバナンス、コンプライアンス(法令順守)に更に力を入れる。将来の上場を視野に入れたかなり厳しいレベルの内部統制ルールをグループに導入していきたい。相当高いハードルだが、その作業を通じて一流の民間企業グループにしたい」と話した。(高橋朋宏) 【写真=改めて目標を共有】





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