物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

十ト協、一般運転者の手本に 整備技能大会を開催

団体

2016/07/25 0:00

 【北海道】十勝地区トラック協会(沢本輝之会長)は14日、東北海道いすゞ自動車、UDトラックス道東、東北海道日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、帯広自動車販売店協会の協力を得て、整備技能大会を開いた。プロドライバーとしての整備点検技術の向上と事故防止を目的とする。  輸送秩序交通対策委員会の木田将実委員長は「点検と整備をしっかり行い、安全運転に徹し、プロとして一般ドライバーの手本となって欲しい。また、十ト協会員が第一当事者となる事故は起きていないので、これからも引き続きゼロのまま推移するようご協力をお願いしたい」とあいさつ。  帯広運輸支局の城賢次支局長が「皆さんはそれぞれの事業所から模範ドライバーとして推薦された方々なので、参加していることに誇りを持っていただきたい。トラック業界の社会的評価向上のためにも、これからも安全運転を」と激励した。  選手は4部門(2トン、4トン、11トン、トレーラ)に分かれ、整備点検とドライビングシミュレーター競技で競い合った。  大会終了後、入賞者らは輸送秩序交通対策委員会の浅井雅之副委員長から表彰状が手渡され、東北海道いすゞ自動車の沓良久部長が結果を講評した。  鈴木利雄副委員長は「優勝した方に敬意を表するとともに、優勝できなかった方にはぜひ来年リベンジしていただきたい。また、昨日(7月13日)は『飲酒運転根絶の日』だった。飲酒運転は家庭崩壊につながり、会社や周りの人間関係に亀裂が入ったり、人生を壊してしまう。一人ひとりが意識を持って飲酒運転根絶に取り組んで欲しい」と呼び掛けた。  各部門の上位入賞者は次の各選手。  〈2トン〉1位=後藤政敏(札幌新聞輸送帯広営業所)▽2位=石黒啓助(道勝運輸)▽3位=谷口直人(大樹貨物)  〈4トン〉1位=鳥井恭成(札幌新聞輸送帯広営業所)▽2位=向中野隆司(同)▽3位=荒木和彦(北海道福山通運帯広支店)  〈11トン〉1位=戸島桂太(道勝運輸)▽2位=木戸和幸(大樹貨物)▽3位=荒木信人(浅井運輸)  〈トレーラ〉1位=及川正直(帯広通商)▽2位=石井一鉄(日本通運帯広支店)▽3位=小野寺裕(幸楽輸送十勝営業部)(大島杏奈) 【写真=整備点検で技能を競い合う】





本紙ピックアップ

国交省/業務前自動点呼と拠点間の運行管理、来年度早期に先行実施

 国土交通省は、業務前自動点呼と、ドライバーが営業所間を移動する「人の柔軟な配置」が伴うケースでの運行管理の一元化について、2024年度のなるべく早期に先行実施する方針を固めた。事業者からの早期導入の要請に応えるとともに…

ホワイト物流 賛同の輪(29)/エムケー精工、出荷時間の前倒し徹底

 モビリティー関連・生活機器などを製造、販売するエムケー精工は、物流事業者を重要なパートナーとして受け止め、出荷体制の改善に力を入れる。2019年9月に「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を行った。環境に…

国交省/運送事業の安全対策、視野障害WG新設

 国土交通省は21日、自動車運送事業安全対策検討会(酒井一博座長、大原記念労働科学研究所主管研究員)の会合を開き、2024年度の取り組み方針を確認した。23年度に設置した四つのワーキンググループ(WG)を再編し、24年度…

地区宅便「コニポス」、ポストサイズ商品配送

 セイノーホールディングスグループの地区宅便(河合秀治社長、東京都練馬区)は4月から、ポストに投函できるサイズの商品を届ける新サービス「コニポス」を本格的に始める。メール便事業で長年培ったノウハウやネットワークを活用する…

オススメ記事

国交省/業務前自動点呼と拠点間の運行管理、来年度早期に先行実施

 国土交通省は、業務前自動点呼と、ドライバーが営業所間を移動する「人の柔軟な配置」が伴うケースでの運行管理の一元化について、2024年度のなるべく早期に先行実施する方針を固めた。事業者からの早期導入の要請に応えるとともに…

ホワイト物流 賛同の輪(29)/エムケー精工、出荷時間の前倒し徹底

 モビリティー関連・生活機器などを製造、販売するエムケー精工は、物流事業者を重要なパートナーとして受け止め、出荷体制の改善に力を入れる。2019年9月に「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を行った。環境に…

国交省/運送事業の安全対策、視野障害WG新設

 国土交通省は21日、自動車運送事業安全対策検討会(酒井一博座長、大原記念労働科学研究所主管研究員)の会合を開き、2024年度の取り組み方針を確認した。23年度に設置した四つのワーキンググループ(WG)を再編し、24年度…

地区宅便「コニポス」、ポストサイズ商品配送

 セイノーホールディングスグループの地区宅便(河合秀治社長、東京都練馬区)は4月から、ポストに投函できるサイズの商品を届ける新サービス「コニポス」を本格的に始める。メール便事業で長年培ったノウハウやネットワークを活用する…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap