草水運送会長の旭小受章祝う 県経済振興に貢献
物流企業
2016/07/25 0:00
【宮崎】2016年春の叙勲で、旭日小綬章を受章した草水運送(草水裕之社長、宮崎県都城市)の草水正義会長(87)の祝賀会が18日、都城市で開かれた。 宮崎県トラック協会都城支部の元明吉美支部長が開会の辞を述べた。続いて、発起人を代表し、宮崎ト協の牧田信良会長が「常に陣頭指揮を執り、先見性を持って業界の社会的地位向上、県経済の振興に多大な貢献を果たされてきた。心から感謝を申し上げたい」とあいさつ。 また、未曽有(みぞう)の家畜伝染病で被災した農家やトラック事業者の支援、東日本大震災、熊本地震での支援物資輸送、防災拠点機能を持つ宮崎県トラック総合研修会館の建設など、草水氏の数々の功績に触れた。「活躍の陰には、深い愛情と気遣いに満ちた弘子夫人の内助の功があった。深く敬意を表したい」と述べた。 地元選出の国会議員、県知事が、草水氏とのエピソードを披露。都城トラック団地協同組合の松尾義知理事長から記念品が手渡され、これからの活躍にエールを送った。 草水氏と弘子夫人は家族からの花束を手に、「皆さまの支援、指導のお陰。私一人の力では到底なし得ない。今後、業界と社会の発展のため、微力ながら貢献していきたい」と謝意を示した。(上田慎二) 【写真=「受章は皆さまの支援のお陰」と謝辞を述べる草水会長】