鳥ト協中部青年部が小学校交安教室 トラックの役目広く紹介
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2016/07/21 0:00
【鳥取】鳥取県トラック協会の中部地区青年部(菅埜高典部長)は11日、琴浦町立船上小学校で交通安全教室を開いた。トラックの日行事の一環として例年行っているが、今年は学校の要請により、夏の交通安全県民運動スタート日での実施となった。 模擬人形を使った巻き込み実験で、大型トラックの左折時の内輪差を教えたほか、校庭でトラックを走らせ、急ブレーキを掛けた場合の制動距離の長さを示した。更に、台車からショベルカーを降ろす作業や、ダンプカーの荷台のリフトを作動させるなど、トラックの役目を幅広く紹介。試乗体験で、運転席の高さを体感した児童たちは、死角部分が多いことに驚いていた。 また、地元の八橋警察署も協力。ミニ信号機を使いながら、横断歩道の正しい渡り方を指導した。 菅埜部長は「全員が交通ルールを守り、登下校時や夏休み中に交通事故に遭わないように注意して欲しい」と呼び掛け、受講後に生徒代表から、協力したメンバーたちにお礼の言葉が送られた。(矢野孝明) 【写真=試乗体験で、運転席の高さを体感】