物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

室ト協、トレーラ安全運転研修 動作の特殊性を体験

団体

2016/07/21 0:00

 【北海道】室蘭地区トラック協会(成田俊彦支部長代行)は9、10日の両日、ワーカム北海道(敞田(しょうだ)正社長、北海道むかわ町)でドライバーを対象にトレーラ安全運転研修会を開いた。  関根淳専務は「参加者の中には、すでにトレーラに乗っている方や、これから初めて乗る方もいると思う。今日は、インストラクターの指示に従いながら、トレーラの特殊性を体験して欲しい。また、今年4月、国土交通省から大型車の車両火災事故防止に向けて確実な点検整備を実施するよう、通達が出されているので、各社で徹底するようお願いしたい」とあいさつ。  実技では、圧雪路とアイスバーンを再現した低μ(ミュー)路を走行。時速25キロからハンドルを90度切り、アクセルペダルを離すことで起こるジャックナイフ現象を体験した。更に、時速30キロの一定速度で楕円状に走行し、片輪を浮かせるロールオーバーなどを実際に体験することで、トレーラの動作の特殊性を学んだ。座学では、トレーラ事故の特徴などを学んだ。(大島杏奈) 【写真=圧雪路やアイスバーンを再現してジャックナイフ現象を実施】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap