物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

全電動式冷凍ユニット、三菱重 新モデル開発 車速影響されず温度管理

産業

2016/07/11 0:00

 三菱重工業は5日、ハイブリッドトラック等の架装機器への電力供給機能を持つ、大型トラックに対応した全電動式冷凍ユニットの新モデル「TEJ100AM」を開発し、菱重コールドチェーン(安藤憲生社長、東京都千代田区)を通じて販売を開始した、と発表した。車速に影響されず安定した冷凍能力を発揮するとともに、運用コストを削減し、環境負荷低減にもつながる。  TEJ100AMは、冷凍食品やアイスクリームの輸送も可能なクラス最大級の冷凍能力を有し、電源側からの消費電力制限要求に応じて運転電力を制御するデマンド機能の搭載により、幅広い給電機能付きトラックとの組み合わせが可能。  また、独自の密閉インバーターコンプレッサーを採用したことで、安定した温度管理と省エネを実現している。更に、コンプレッサー駆動ベルト、冷媒ホース、冷媒追加チャージなどが不要で、メンテナンスコスト削減にもつながるという。(谷本博) 【写真=クラス最大級の冷凍能力】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap