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岩ト協、花苗13万株を運搬 国体むけ33市町村に

団体

2016/07/04 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会(高橋嘉信会長)は、今秋に岩手県で開催される国民体育大会と全国障がい者スポーツ大会に向け、沿道や競技場に飾る花苗13万株の運搬を手掛ける。  県内の農業高校や花きセンターなどから集荷し、33市町村の指定場所へ配送。2回に分けて出荷する予定で、1回目は6月21日に24市町村38カ所へ届けた。今後は8月23日に、25市町村45カ所へ運ぶ。  同県では県民運動の一環で、花いっぱい運動「花のリレー事業」として取り組み、3年前から準備を進めてきた。500団体の協力でプランターや花壇に植え、競技会場とその周辺に多くの花を掲げる。来場者へ歓迎の気持ちを示すとともに、大会の機運醸成につなげていく。  6月21日に滝沢市の盛岡農業高校で行われた出発式には、高橋会長と佐藤耕造専務が駆け付け、トラック17台で対応。同校植物学科の生徒らが、ベゴニアやサルビア、マリーゴールドの花苗を次々と荷台に積み込み、それぞれの車両が輸送先の自治体に向けて出発した。  1号車のハンドルを握ったのは、荒沢運送(小船清悦社長、岩手県八幡平市)の小船勝巳取締役。同氏は2月に安比高原スキー場で開かれた冬季国体のスキー競技で、県勢最上位の20位に入る活躍を見せている。  岩ト協はこのほか、競技用具や運営に関わる資材運搬にも協力。大会期間中は会員事業者の社員や家族らが会場に足を運び、選手に声援を送る予定だ。(今松大) 【写真=盛岡農高植物学科の生徒らが花苗を荷台に積み込む】





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